【Djent/インストゥルメンタル】Shades Of Black 「Ocean」(2014)

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アルバムについて

アメリカはインディアナ州ハンタータウン出身のDjentサウンドが特徴的なプログレッシブインストアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01. The Scorpion King
02. The Habitual
03. To Colossus
04. Samurai Sunrise
05. The Secret Council
06. Impending Circumstances
07. Face Of The Skies
08. The Sacred Union
09. Brohemoth
10. Ocean

お気に入りの曲

01. The Scorpion King
03. To Colossus
05. The Secret Council
07. Face Of The Skies
08. The Sacred Union

好きなところ:

非常にテクニカルな演奏が格好良いところ。

好きではないところ:

多少とっつきにくさ感じるところ。

非常にテクニカルなDjentサウンド主体のインストアルバム

かなりテクニカルな要素が強いDjentサウンドバリバリのインストアルバムで、非常に個性的でいてインパクトもある印象に残りやすい楽曲が並んでいます。ボーカルがない分少々わかりづらいと思うけど、サウンドだけで見るとこれほどまでにDjentを取り入れていることもあり、HacktivistやShokran、最近私が記事で取り上げたOmega Virusなどに非常に近いサウンドです。

無機質でいて非常に冷たい印象を受ける怖いくらい機械的なサウンドであると思います

サウンドを聴いているとどこにも人の感情など存在しない、機械的な冷たさを感じます。でもその冷たさがなんとも癖になるんですよね。

聴き手を突き放したような、非常に近づき辛いようなどこか末恐ろしさも感じさせるほど、触れてはいけないような世界がこのアルバムには存在しているように思います。

インストアルバムなので、非常にテクニカルな演奏に集中できるところがいい

ボーカルがいるかいないかでアルバムの印象って変わると思うのですが、非常にテクニカルなアルバムは、ボーカルもどういう風にテクニカルな演奏に乗せて歌うんだろう?とか思うのも楽しみの一つですが、その反面演奏に集中するに多少邪魔になることもあると思います。

演奏が凄すぎるけど、ボーカルがちょっと気になって…と思うこともたまにあるけど、このアルバムはインストアルバムなのでとにかく演奏の凄さがはっきりとわかるので、かなりテクニカルな演奏に集中できるのが少々ポイント高いかなと思います。そのまた逆で、この演奏にボーカルが乗っていたらどういう風に聴こえていたんだろうというボーカルがないからちょっとマイナスに思うこともあるかもしれませんけどね。

非常にテクニカルなのでとっつきにくいかなと思いきや…?

曲のどれもがテクニカルで機械的な冷たさを感じさせるので、アルバムの世界に入り込みにくいかなと思いきや、実は格好いいパートがちらほらあるので案外アルバムの世界観に入り込みやすさがあったのには意外に感じました。

とにかく演奏は難解なテクニカル主体なので、ちょっと分かり辛く、入り込めないと思っていたら、軽快に疾走するパートやメロディアスなパートもあるなど聴き応えを感じさせる満足度の高い曲が並んでいることに驚き。

難しい曲ばかりだけれども、格好良さを感じさせる部分が多く、私みたいな素人が聴いてもなんとなく理解することができる、敷居の高さによる初心者お断り的な印象はそれほど感じられなく、ただただ聴いていて楽しむことができたアルバムでした。まあインストアルバムっていうだけでも入り込みにくかったりするんですよね。ボーカルがあるほうが個人的にわかりやすいっていう先入観もあるので…。

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Omega Virusと同じくこのバンドも一人バンドなんですね…

今では一人だけのバンドというのも珍しくないですが、結構テクニカルな演奏が聴かれるアルバムって、よく確認してみると一人メンバーのバンドが作ったアルバムだったりすることがあるような気が。Omega Virusも一人バンドだったのでそんなことを考えてしまいました。

さてこのアルバムは今後どのように進化していくのだろうか?

はっきり言って全くこの先どのようにこのバンドが進化していくのか、本作よりももっとレベルの高いアルバムを作り出していくのか。実験的な部分も感じさせつつ、すでにレベルの高い演奏を次から次へと繰り出してくるこのアルバムを見るに、次のアルバムはどういう感動を聴き手に見せてくれるのか。ただでさえ難しいアルバムなのに、今後どういった成長をすることで本作を超えるアルバムを作り上げるのか。非常にワクワクさせられるけど、まったく先のイメージが見えない、そんなとても深いアルバムだなと思いました。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#1「The Scorpion King」
#3「To Colossus」
#5「The Secret Council」
#7「Face Of The Skies」
#8「The Sacred Union」

#1「The Scorpion King」

曲の前半はゆったりとしたムードに包まれたパートではあるけど、中盤あたりから展開されるプログレッシブでいてDjentサウンドが繰り返されるところがなかなか聴きごたえがありますね。急に現れるギターソロのパートも味わい深いものを感じさせますね。

#3「To Colossus」

曲の出だしこそ重苦しい印象に包まれているものの、アップテンポで曲が進んでいくDjentサウンドの応酬は聴いていてただただ気持ちがよいですね。相当技巧派集団のバンドではないかと思いました。

#5「The Secret Council」

テクニカルな要素が強いながらも、曲自体聴きにくいと思えない不思議な感覚に襲われます。ミドルテンポながらもそもそも格好いいと思わせるパートが曲には存在しており、どこか心地よさまで感じさせるリズムにメロディが存在します。メタリックなサウンドながらも聴いていて心地よさを感じさせる不思議な魅力がこの曲には存在するんですね。

#7「Face Of The Skies」

この曲が私の一番のお気に入りのナンバーです。ミドルテンポではあるものの、心地よく曲が展開して行くところなんてかなりのツボなんですね。重苦しい世界観に感じながらもどこか深く深くその世界観にのめりこんでしまうような魔力的な力を強く感じます。2:22での重苦しいムードから急にアップテンポに曲が切り替わるところがめちゃくちゃ格好良すぎます。

#8「The Sacred Union」

この曲も深いですね。その深い深い世界に沈んでいくような感覚が心地よいです。プログレッシブな世界観はどこまでも深く沈み込んでいくようで怖い感覚があります。

本作のマイナスかなーって思うところは?

難しいアルバムなので、テクニカルなアルバムが苦手ない人は結構とっつきにくさはあるかもしれませんね。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

非常にテクニカルなアルバムなので、好みを分けるかと思います。特にテクニカル主体のアルバムが苦手な人は入り込みにくいと思いますし。Djentサウンドが好きなテクニカルなアルバムが好きな人ならきっと気に入ると思います。

映像

The Sacred Union

評価

★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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