
【Post-Hardcore】Blessing A Curse 「Somewhere In Between It All」(2014)
アルバムについて
アメリカはフロリダ州オーランド出身のPost-Hardcoreバンドのアルバム。
トラックリスト※赤字はお気に入りトhttps://trym.mixh.jp/01_web/01_shisan_site/18_kemu-maki/wp-admin/edit.phpラック
01.Coffin City
02.Manipulator
03.Hide & Secret
04.Insincerity
05.Powerless
お気に入りの曲
03.Hide & Secret
04.Insincerity
好きなところ
幾つかのパートが甘いところ。
好きではないところ
ミニアルバムだから仕方ないけど、少し物足りないところ。
説明
かなりボーカルが甘いなーってところと、エレクトロの色付けが自分好みだなって言うところ、そしてその甘さとは逆に、メタリックなメタルコアサウンドバキバキでブレイクダウンパートもしっかり盛り込んでくるところがめちゃくちゃ格好いいところですね。こういうのが最近のPost-Hardcoreのスタイルなのかな?とちょっと思ってみたり。
個人的にはメタリックなメタルコアサウンドとブレイクダウンパートがしっかりと盛り込まれているところがかなり好きなので、Post-Hardcoreが何気にありなのかと思ってます。基本的には本作に取り込まれているEMOっぽさもかなり好きなので本作が好きになること自体時間が掛かることはなかったですね。どんどん本作の雰囲気ののめりこんでいく自分がいたんですよね。
本作のうりについて
やはりボーカルの歌い方でもある甘い声で、どこか悲しげに聴こえてくるところが本作のウリに聴こえますね。その甘い声と使い分けている激しいグロウル型の咆哮が実に格好良くて、本作を聴いているうちに、気がついたらどんどんはまっていく自分がいました。どこか訴えかけてくるそのサウンドが聴き手をぐいぐいと引き込んでいく力強さに自分もいつしかのめりこんでしまって、時間が過ぎていくことに気づいたんですよね。聴けば聴くほどどんどんとはまっていっていますね。
お勧めの曲について
個人的には#4「Insincerity」かなーと。#3「Hide & Secret」も捨てがたいですね。
#4「Insincerity」を先に挙げたのは、激しさからくる胸を掻き毟られるほど情感に訴えかけてくる出だしのパートがどうしてもリピートしてしまうんですよね。個人的に出だしの歌い方の訴えかけてくるメッセージ性の強さを感じさせるところがお勧めしたいところであり、#4「Insincerity」を一番に推したいところでもあります。2:52で聴かれる、まるで悲しみが頂点に達して激昂したかのような強烈に情感に訴えかけてくるエレクトロの装飾を塗したブレイクダウンパートの格好良さは筆舌に値するパートだと思います。
#3「Hide & Secret」
軽快なテンポで展開するナンバーで、聴いていてなかなか気持ちが上がる曲だと思います。ところどころブルータルなパートもありながらも、甘いボーカルとさわやかなパートもあったりして、聴いていてなかなかうっとりしてしまうところが面白かったりします。やっぱりクリーントーンの甘さにうっとりさせられてしまうんですよね。2:46での、恐らく本作の中でも一番の甘いパートは必聴だと思います。ぜひ聴いてほしいパートですね。
本作のマイナスかなーって思うところは?
それほどないかなと思いますが、ちょっと甘過ぎるところですかね。ここは好みの分かれるところではありますが、それほどマイナスにはなっていない気もするので、敢えて挙げるならという言い方を前提に触れてみました。
色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?
予想外に甘いパートが多いという意味では最近ヘビロテ中のissuesに近いような気もしてすんなり本作の世界観にはまることが出来ました。ブレイクダウンパートが好きな自分としては、本作に使われているメタルコア要素が使われているところが印象良しだし、EMOっぽさからくる少し切ないパートが聴けるのも好印象。ミニアルバムという構成ではあるものの、なかなかお腹一杯になれました。なかなかお勧めできるアルバムだと思います。
映像
Hide & Secret
評価
★★★★★★★★☆☆ (8.0)
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