【メタルコア】Wovenwar 「Wovenwar」(2014)

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アルバムについて

アメリカはカリフォルニア州サンディエゴ出身のメタルコアバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01.Foreword
02.All Rise
03.Death To Rights
04.Tempest
05.The Mason
06.Moving Up
07.Sight Of Shore
08.Father / Son
09.Profane
10.Archers
11.Ruined Ends
12.Identity
13.Matter Of Time
14.Prophets
15.Onward

お気に入りの曲

02.All Rise
03.Death To Rights
04.Tempest
09.Profane
12.Identity
13.Matter Of Time

好きなところ

メロディアスなメタルコアナンバーを作り上げてしまうところはさすがですね。

好きではないところ

インパクトの強い曲がそれほど見受けられなかった点ですね。

説明

まず最初に言いたいことは、本作とAs I Lay Dyingのアルバムとは敢えて(強引に?)切り離して本作に臨んで欲しい、ということです。

激しくてブルータルなメタルコアサウンドを期待していると肩透かしを食らいます。

As I Lay Dyingのボーカルが活動できなくなったため、残りのメンバーがAs I Lay Dyingとは別名義で立ち上げたWovenwarのデビューアルバムということで、As I Lay Dyingのサウンドを期待してしまいそうになるも、やはりそこは区別化を図っているようで、激しさはそれほど感じさせず、メロディアスなメタルコアサウンドを聴かせてくれる意欲作とも言える本作。

Oh, Sleeperのシェーン・ブレイ(Shane Blay)をヴォーカルに据えた体制による構成でもあるWovenwar。少々激しさを感じさせるナンバーにおいてもメロディアスに歌い上げるその歌声は、レベルの高さを感じさせますね。As I Lay Dyingの肝とも言うべき怒涛の激しさからその刺々しさを覗いたサウンドとも言えるものの、わずかにAs I Lay Dyingで見られたメロディが散見する点は否めなく、激しさという部分を覗いての要素が少しだけ塗されているサウンドで構成されているアルバムであるという印象を持ちました。

As I Lay Dyingのような激しさは期待しないほうがいいと思いますが、「聴かせる」メロディアスなメタルコアナンバーが多く収められているという点ではなかなか良い出来栄えではないかと思います。

本作のうりについて

メロディアスでアップテンポのパートでは乗りよく疾走するパートがなかなかの聴き所となっており、そつなく収められている無難な作品だと言えると思います。派手さはそれほど感じないけれども、クオリティ自体は高いのでは、と思いました。メタルコサウンドとして刺々しさは無く、むしろキャッチーな分かりやすいメロディアスなナンバーで占められているという点がメンバー達の作曲面でのポテンシャルの高さを窺わせていますね。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#2「All Rise」
#3「Death To Rights」
#4「Tempest」
#9「Profane」
#12「Identity」
#13「Matter Of Time」

02.All Rise

この曲の最初のギターソロは・・・めちゃくちゃこれは卑怯ですね。。Shadows Fallを思い浮かべてしまったMAメタル風なサウンドをこのギターソロを聴いて想像してしまいましたが、このギターソロで本作の印象での掴みはOKなナンバーですね。かなりインパクトのある展開で始まりながらも、その先に進んでいくのはしっかりと構成が練られているメロディックなメタルコアナンバーで、安定感のあるさすがと思わせる仕上がりを見せてくれていますね。

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03.Death To Rights

出だしのドラムの激しさと共に、ドライブ感を感じさせる爽快な展開を見せてくれるナンバーですが、メロディアスなパートもあり、「聴かせてくれる」パートがなかなか強烈な印象を聴き手に与えてくれていますね。クリーントーンパートのボーカルのコーラス部はなかなか聴き応えがありますね。2:02で唸りを上げるギターの激しさとブレイクダウンパートのからみが実に格好良いです。3:00という終わりに差し掛かったあたりでのギターソロで本曲を締めくくるあたりはさすがだと思いました。

04.Tempest

打って変わってかなりヘビーな重苦しいナンバーです。でもそのヘビーさが実に心地よく、メタリックな質感を多く感じさせるサウンドが実に格好良いんですよね。

09.Profane

As I Lay Dyingっぽさを強く感じさせる曲だと思いました。激しさではなく、メロディですけど。どこか聴いたことがあるようなメロディが本ナンバーで聴くことができます。世界観もどこか近い気がしますね。なかなかメロディアスなナンバーであり、コーラスパートも格好良いと思います。

12.Identity

結構ヘビーなパートで始まる曲で、メタルコア要素の強い硬質なサウンドが印象的なナンバーです。伸びのあるクリーントーンのボーカルが硬質なメタリックなサウンドとマッチしていて実に格好いいです。

13.Matter Of Time

この曲もまた硬質なメタリックなメタルコアサウンドで、疾走感を感じさせるアップテンポのパートが格好良いですね。さらに、どこか訴えかけて来るような情感に訴えるボーカルの力強い歌声が格好良いんですよね。

本作のマイナスかなーって思うところは?

印象の強い曲があまり見受けられなかったところでしょうか。全体的にはメロディアスでなかなか出来は良いのですが。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

#2「All Rise」での出だしのギターソロにガツンとやられた私としてはこの曲でのインパクトの強さで他の曲が霞んでしまったため、中盤や後半の曲の印象がそれほど強くなくそのまま聴き通せてしまったため、やはり#2「All Rise」ばかり聴くようになってしまいました。粒ぞろいの曲が並んでいるという印象があり、そつなく纏まっているという印象で、インパクトの強い曲を期待すると肩透かしを食らいつつ最後まで終わってしまうという印象を受けます。

悪くは無いけど少し物足りないかな、というのが正直な感想ですね。#2「All Rise」がかなり良い出来のため決してアルバムの印象は悪くはないと思っています。As I Lay Dyingで見られる激しさを持ち合わせたメタルコアナンバーは期待できないので、ちょっとだけ期待している人は気をつけてくださいね。(そもそも名義が違うからそういう発想はない?)

映像

All Rise

評価

★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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