【デスコア】Betraying The Martyrs 「Phantom」(2014)

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アルバムについて

フランスはパリ出身のブラックメタル色を取り込んだシンフォニックデスコアバンドのアルバム。
本作も良い感じで攻めに攻めている攻撃的デスコアサウンドは健在です。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01.Jigsaw
02.Where The World Ends
03.Walk Away
04.Let It Go
05.L’abysse Des Anges
06.Phantom (Fly Away)
07.What’s Left Of You
08.Afterlife
09.Legends Never Die
10.Lighthouse
11.Your Throne
12.Our Kingdom
13.Closure Found

お気に入りの曲

01.Jigsaw
02.Where The World Ends
06.Phantom (Fly Away)
07.What’s Left Of You
09.Legends Never Die
10.Lighthouse
12.Our Kingdom
13.Closure Found

#4「Let It Go」はあえて挙げていないです。。

好きなところ

とにかく超攻撃的なデスコアサウンドとブラックメタル色強めの暴虐的な、バンドのルックスとのギャップのあるサウンドが実に格好良いところ。

好きではないところ

無いですね。

説明

実に攻撃的でいて、贅沢なほどにシンフォニックなサウンドを取り込んだ作風は相変わらずだが、今作はさらにその路線をより強めた作品だといえますね。そういった意味では期待を裏切る事無く、充実したレベルアップを図った期待通りの出来栄えだと思います。バンドのルックスからしてイメージどおりではないブラッキンなブラックメタルサウンドが聴けるところにギャップを受けるところが新鮮に感じてしまいます。

本作のうりについて

個人的にはデスコアサウンドがベースとなって、そこにブラックメタル要素を振り塗したような作風だと思っているのであくまでデスコアアルバムだと捉えてはいますが、過去の作品を踏襲しつつ、さらにブラックメタル色を寄り色濃くしたようなサウンドが売りのアルバムだと思っています。とにかくオラオラ系の、邪魔するものは全てぶちのめすような威圧感さえ感じる攻撃的サウンドが実に格好いいです。聴いていてテンションが上がりますね。

時に聴かれるブレイクダウンのえげつなさもなかなか格好いいんですね。そしてところどころ聴かれる叙情的でメロディアスなギターソロも対比的に使われていて、一方的に攻撃的なだけではない側面を持ち合わせている点がなかなか興味深いと思いました。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#1「igsaw」
#2「here The World Ends」
#6「hantom (Fly Away)」
#7「hat’s Left Of You」
#9「egends Never Die」
#10「Lighthouse」
#12「Our Kingdom」
#13「Closure Found」

#1「Jigsaw」

数秒進んだあたりからいきなりのブラストパートをかましてきた時は驚きを隠せませんでした。とはいえすぐに落ち着いたような展開に進んでいきますが、これはブラックメタル化してしまったのか。と思ってしまうほどにブラストパートが飛び出してきてびっくり。

でも中盤あたりからゴリゴリにかましてくるブレイクダウンパートが飛び出したところで少々ほっとしました。メロディアスなメロデス風パートも飛び出してきて、Betraying The Martyrsの本気度を十分に感じさせる出来栄えに胸が熱くなりましたね。

#2「Where The World Ends」

そして#2「Where The World Ends」の圧倒的存在感。とにかく攻撃的な出だしにガツンとやられ、激烈ブラストビートをかましつつブルータルなデスコアサウンドを織り交ぜてくる様は圧巻の一言。この曲は是非聴いて貰いたいとつい言ってしまいたくなるほどです。めちゃくちゃ格好良いナンバーです。

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#6「Phantom (Fly Away)」

デスコア色の強いナンバーで、ゴリゴリにかましてくるブレイクダウンパートが攻撃的で格好いいです。ミドルテンポに落とし込んだところにガツンとかましてくるブレイクダウンの格好良さがめちゃくちゃたまらないですね。かなりしびれます。ライブでこのブレイクダウンのリズムに乗せて暴れてみたいです。そしてメロディアスなパートも盛り込まれている点も好印象ですね。

#7「What’s Left Of You」

疾走パートが実に格好良くて、出だしから飛ばしています。ブラストパートを織り交ぜながらメロディアスにメタルコア要素も取り入れ、バラエティにとんだ作風がなんとも格好いいですね。中間のゴリゴリにかましてくるブレイクダウンパート、ピアノの演奏も少し飛び出してきて叙情的かつ耽美的なパートもあったりで聴き応え十分なナンバーに仕上がっています。

#9「Legends Never Die」

曲者と言えそうな伏兵的な存在感のあるナンバーで、出だしの怪しい雰囲気のパートからとにかくえげつなさのレベルの高いブルータルなデスコアナンバーです。時に悲しげなクリーントーンパートのボーカルが切なく歌い上げる所も出てきますが、シンフォニックな要素を醸し出しつつ、激しさと重苦しさで攻め立てるところがなかなか格好いいですね。

#10「Lighthouse」

この曲も攻撃的なナンバーですが、バックのシンフォニックな装飾が攻撃的なサウンドにマッチしており、攻撃的側面を助長しつつ、ブラストパートへの雪崩れ込みが実に激しさの格好良さを強調してくれています。ゴリゴリ削り倒してくるブルータルなデスコアサウンドが圧巻ともいえる存在感を放っていますね。

#12「Our Kingdom」

疾走感を出しつつ、ブルータルなデスコアサウンドとシンフォニックな装飾が同居したサウンドで、激しいブレイクダウンパートも使われている点が実に格好いいです。ガツンと落とし込んでくるブルータルなブレイクダウンパート、叙情的に魅了する美しいギターソロの存在感が実に格好良く、聴き応えのあるナンバーに仕上がっていますね。

#13「Closure Found」

本作のラストを飾るナンバーですが、本作の最後まで気の抜けない格好良い曲に仕上がっています。基本的にはシンフォニックでブルータルなデスコアサウンドで時にメロディアスで・・・最後の最後まで徹底的に聴き手を蹂躙せんと言わんばかりに攻めに攻め立てるその勢いに脱帽させられますね。とにかくブルータルにズガガガ!と激しく畳み掛けるドラミングの圧倒的存在感がかなり好きです。

本作のマイナスかなーって思うところは?

無いですね!実によく出来たアルバムだと思います。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

まさかの「Let It Go」を演奏しているとは・・・全く知識無しで本作を聴き流していたもんだからびっくりしました。でも、決して軽んじてはいけないほどまともな出来栄えにびっくり。コレがBetraying The Martyrsとしてのカラーを崩す事無くオリジナリティさを失う事無い出来栄えに、Betraying The Martyrsのポテンシャルさえ見直す結果となりました。

さて話を戻すと、本作については、一層のブラックメタル色を多く取り入れたデスコアサウンドとして相当レベルアップが図られた完成度の高い出来栄えの作品に仕上がっています。実はBetraying The Martyrsに対してそれほど入れ込んでいなければほとんどチェックしていなかったって言うのもあり、ここまでの完成度をもってしてリリースにこぎつけてきたかと思うと驚きを隠せませんでしたね。

それほど良い意味で期待を裏切られたというか・・・とにかく素晴らしい出来栄えなので、過去の作風は完全に踏襲した形で今までのファンを裏切る事無い完成度を誇る本作を是非チェックして欲しいと思います。

映像

Where The World Ends

評価

★★★★★★★★★☆ (9.0)

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