【メタルコア】Texas In July「Texas In July」(2012)

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アルバムについて

アメリカ合衆国ペンシルベニア州ランカスター出身のテクニカルメタルコアバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01.Initiate
02.Cry Wolf
03.Shallow Point
04.Without A Head
05.Bed Of Nails
06.Repressed Memories
07.C4
08.Crux Lust
09.Paranoia
10.Black Magic
11.Cloudy Minds
12.Time-Lapse
13.03 Deville
14.Forbidden Fruit

お気に入りの曲

02.Cry Wolf
03.Shallow Point
04.Without A Head
08.Crux Lust
10.Black Magic
11.Cloudy Minds
14.Forbidden Fruit

好きなところ

テクニカル要素が強く、かつブレイクダウンパートの格好良さがたまらない点。

好きではないところ

テクニカル色が強くて、もしかするととっつきにくさを感じてしまうかもしれないところ

説明

このバンドを、初期アルバムでAugust Burns Redフォロワーバンドという勝手な解釈で捉えていたので、それは今更ながら安易だったなと反省したわけなのですが、本作を聴くとバンド自身のカラーというか枠組みが独特の味わいを出すようになってきてるなーと、サウンド一つ一つの深みみたいなものを感じ取れるようになってきたかなと思ってます。

バンドのサウンドの独自性がとあるバンドのフォロワーという穿った捉え方では十分に楽しめる者ではないだろうし、そんな浅い捉え方でアルバムを見てはいけないなーと思った次第アルバムをリリースするたびに独自のテクニカル路線に進んでいる気がして(これも穿った捉え方かもしれないけど。)、本作を聴いてわくわくしたし、今後の作品も期待してもいいかなと思っている自分がいます。

音楽だけではないけど、やっぱり聴き方次第で楽しめたりそうでなかったり。その点を改めることができたのが一つの発見でもありました。

本作のうりについて

過去の作品よりもさらにテクニカルな要素が強まったかなと思うし、その点が他のバンドとの差別化を図っている要素になってるかと。うりとしてそのテクニカルな要素が強まった点に、好みは分かれるかもしれませんが、そのテクニカルな要素でもその中にガツンとかましてくるブレイクダウンパートは、今までの路線を踏襲しながらもオリジナリティとして他と差別化を図ろうとする部分がTexas In Julyのポテンシャルの高にも現れている通り、かなり特徴的だと思います。

少々難解で分かりにくい部分は感じましたが、幾つかの曲を聴いてTexas In Julyのものだと分かるように感じた点もその独自のサウンド作りが吉と出ている証拠だと思います。あまりテクニカル要素を強めてしまうとちょっととっつきにくくなってしまわないかなと変に心配してみたり。ストレートさが僅かだけれども弱まってしまったかなと思ったところが気になりましたでも全然問題ナッシングですけどね。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。
#2「Cry Wolf」
#3「Shallow Point」
#4「Without A Head」
#8「Crux Lust」
#10「Black Magic」
#11「Cloudy Minds」
#14「Forbidden Fruit」

#2「Cry Wolf」

の出だしからしてTexas In Julyのものだと分かるのはさすがだなと思いましたが、それにしても複雑な構成の曲で突き進んでいくなーと感心しつつ最後まで聴き通してみました。

テクニカル色を非常に強めつつ、メタルコアサウンドをこれでもかと詰め込まんばかりに曲にぶち込んで、疾走感溢れるパートを織り交ぜながらガツンとブレイクダウンパートをトッピング(いやメイン?)でさらにぶち込んで、聴き手にさあ食ってみろ、といわんばかりに叩きつけてくるその堂々とした完成度をもってして突きつけてくるナンバーに、はっきり言ってノックアウトさせられました。

インパクトの強さは相当だし、とはいえ、相変わらずのTexas In Julyサウンドが聴けて嬉しくもあり。なんだかこの感覚をまた味わえるのかと思うとなかなか続々させられました。それほどに歓迎してしまったナンバーであります。うん、格好良い。

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#3「Shallow Point」

で、敢えて聴き手の自分を挑発させてその反応を楽しもうといわんばかりのブレイクダウン大盛り全部乗せてきなまあなんとも煽られてる感全開のその曲の出だしのブレイクダウンパートに、正直白旗上げ状態ですもう完敗です好きにしてくださいなーんて感じでこの曲の格好良さにノックアウト(パート2)させられました。うん、嫌いじゃないです。

#4「Without A Head」

テクニカルなパートで聴き手をまたしても煽るようなクールなパートで始まり、メロディアスかつテクニカルなギターワーク、そして疾走感をもってして聴き手を煽るその手法にまんまと乗せられている私がいるわけですが、全く持って格好良いという陳腐な言葉しか感想が言えないですね。相変わらずブレイクダウンばっきばきのパートも格好いいし、実にたまらんです。

#8「Crux Lust」

相変わらずのキレッキレなTexas In July節とも言えるテクニカルでギターはピロピロとメロディアスなサウンドを撒き散らし、ブレイクダウンばっきばきやないか。と突っ込みたくなるようなテクニカルなメタルコアサウンドで曲の出だしから飛ばしまくりなナンバー。

心地よくもガツンとかましてくるブレイクダウンに気持ちの高揚が押さえきれず、ライブで聴かされたらもう暴れたくなること間違いなしなんですよね。疾走パートもテクニカルになき続けるギターの演奏に、否でも応でも興奮されっぱなしです。うーん、熱い。

#10「Black Magic」

曲の出だしから激しくて難解なパートで展開されるナンバー。ヘビーにブレイクダウンするパートも、ブレイクダウンパート自体は分かるけどギターの演奏自体少々分かりにくい印象を受けるパートで展開されます。重苦しくブレイクダウンパートが展開されるところがかなり格好良くて良い感じです。

2:36あたりでガリガリと削るようなギターサウンドの格好良さがたまらないのでこの点はしっかり書き残しておきます。こういうパートに弱いんですよね、格好良くて

#11「Cloudy Minds」

心地よいヘビーさで展開されるザクザク刻まれるギターのリフがかなり印象的で、そう思っているとすぐにピロピロとなき始めるギターと共に曲自体は疾走パートへと流れ込み、ミドルテンポのパートでガツンとブレイクダウンパートが始まり、そのまま聴いていると否応無しに興奮させられます。

中盤静かなパートも盛り込まれていますが、テクニカルなパートで構成されているのは相変わらずではありますけどね。

#14「Forbidden Fruit」

テクニカルなんだけれども、どちらかというととっつき易い曲に思えました。疾走パートでの爽快感、そこに入る入り口の感覚、テクニカルに展開される少々難解なパート、そのどれもが他の曲よりも分かりやすかった、というのが正直なところ。

重苦しいブレイクダウンパートも聴き応えがあり、その格好良さは実にたまりませんね。メロディアスなパートとヘビーなパートの切り替えの展開についていくのが大変と思いましたが、本当に構成は複雑だなーと思った次第であります。気楽に聴きとおすには小難しいかなと思いました。

本作のマイナスかなーって思うところは?

テクニカル色が強くなったために少々とっつきやすさが薄れたように思えました。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

何度も繰り返しとなりますが、テクニカル要素が強くなったためとっつきやすさが薄くなった点が気にはなったものの、聴き応えのアルバムに仕上がっていることは間違いないし、ブレイクダウンパートの格好良さ、メタルコア特有の堅いサウンドで押し切るその力強さに押し切られる感覚がなんともクールだと思います。

まあ過去のアルバムもテクニカル要素が強いので、プロダクションや演奏技術の向上により、作品の質はずいぶん高いと思います。テクニカル色の強いメタルコアアルバムが好きな人ならお勧めできる一枚だと思います。

映像

Bed Of Nails

評価

★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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