【インストゥルメンタル 】Animals As Leaders 「The Joy Of Motion」(2014)

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アルバムについて

アメリカはワシントンD.C.出身のインストメタルバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01. Ka$Cade
02. Lippincott
03. Air Chrysalis
04. Another Year
05. Physical Education
06. Tooth And Claw
07. Crescent

08. The Future That Awaited Me
09. Para Mexer
10. The Woven Web
11. Mind = Spun
12. Nephele

お気に入りの曲

#1「Ka$Cade」
#2「Lippincott」
#3「Air Chrysalis」
#4「Another Year」
#5「Physical Education」
#6「Tooth And Claw」
#7「Crescent」
#11「Mind = Spun」
#12「Nephele」

好きなところ

とにかくぶっ飛んだアルバムであるところですね。

好きではないところ

ないですね。欲を言えばボーカルを入れたバージョンも聴いてみたいかなー(‘ω’)ノ

恐ろしい…実に恐ろしいほどに完成度が凄まじい出来栄えのアルバム。

非常に心がざわついてしょうがない…抑えきれないこの感情。一向にそれが収まらない。このアルバムを聴いていたら居ても立っても居られないような、どうしようも無いほどに感情が乱れて仕方がない。

過去複雑で難解過ぎるアルバムは聴いてきたつもりだが、このアルバムはというと、とんでもなく難解すぎて、おそらく相当たちが悪い。どうしてこれほどまでに難解な曲を作ってしまったのだろうと、理解に苦しむほどに非常に先鋭的で攻撃的でプログレッシブな要素も強く、かつ変拍子を使い曲をぐちゃぐちゃに引っ掻き回して原形などとどめることなくもうごちゃごちゃしていて何が何だかわからないほどにいじりにいじりまくっている。

しかしなぜか筋が通っているというか、整合性もしっかりとなされており、自分の中では非常に腑に落ちるとことろもある何とも不思議な感覚。ぐちゃぐちゃに形を変えながらも、どこか整合性が取れている。え?と思っても、実際に触れてみるとこっちの思い違いのような。全く持って難解なのに、それは私の理解が足りないだけの完全に置いてけぼりな、完全に私に非があるような。

結局自分だけが取り残されて、深く深く堕ちていくような、だから手を出さなきゃよかったんだ。。と後悔するような感覚。全く入り込む隙間なんてないんですよね、この世界には。おそらく一歩足を踏み入れたら100%戻ってこれないような、扉を開けたらもう最後。それほどまでに、安易に触れようものなら自分という存在がこの世から存在しなくなるような危険な感覚。私みたいな素人が踏み入れちゃいけない世界が広がっています。

これは意識高い系な音楽なわけで。

しっかしまた音のつくりはコアな激しさよりもプログレッシブで透明感を感じさせる部分が目について、とにかくこれはアンダーグラウンドなアルバムかもしれないけど、知性を感じさせる非常に高次元で卓越した技術を持ってしか作りえない作品だなーと思うわけです。

とにかく次元が違い過ぎる。もう凄いの一言で片づけるしかこちらとしては評することができないくらいの本当にぶっ飛んだ作品。すっごい訴求力の高さが凄まじくて、聴いているこちらとしてはもうたじろいでしまうような圧倒的なインパクトが本当に凄まじいですね。

ここまで難解でテクニカルな曲ばかり並べられるとちょっと困っちゃうんだな…

本当に困ります。なぜここまで難解な演奏を詰め込まれちゃうと。そしてコメントに困るというか、ただ単に凄すぎでしょ!?としか言えなくなっちゃうんですよ。だって難しいんですからねー。しかし相当演奏技術は凄まじい。本当にツボツボにとにかく抉りこんでくるわけですよ。

もうどうしようもないほどに聴き手をコテンパンにぐうの音も出ないほどにねじ伏せてくるような。変幻自在にメロディを操るかのような、意識高い系的な演奏があれば、ゴリゴリのブルータルな激しいパートもあったりして。そして何が凄いって、曲の構成に一切の迷いを感じさせないところ。聴き手をねじ伏せる堂々たる楽曲の数々に改めて驚かされるわけです。

次元が違うのですよ、次元がね…

もうね、とにかく演奏を聴き進めていると、とにかくびっくりさせられるような演奏が次から次へと飛び出してくる。ピリピリとした張りつめた緊張感の凄さ。中途半端な気持ちじゃ聴けません。いったん曲を流してから曲の最後まで止めることなど許されないような凄まじい緊張感を感じることができるスリリングな曲の展開。

もうね…びっくりすることの連続。ここまで緊張感を感じさせるようなアルバムはそうそうないですよ。それほどに凄まじい演奏が詰まったアルバムだと思いますね。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#1「Ka$Cade」
#2「Lippincott」
#3「Air Chrysalis」
#4「Another Year」
#5「Physical Education」
#6「Tooth And Claw」
#7「Crescent」
#11「Mind = Spun」
#12「Nephele」

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#1「Ka$Cade」

非常にプログレッシブ要素が強く、フュージョン的な煌びやかな演奏が非常に強烈でインパクトは強烈。さらにメタリックなサウンド、Djentともいえる歪んだギターのサウンド…。しっかし1曲目から飛ばしてますね!曲の展開は複雑で、それを成しているのは各楽曲隊の凄まじい演奏技術があるからですね。もう1曲目からぶっ飛んでる。しかもそのぶっ飛び方が偉い変態的。。

#2「Lippincott」

うねるような変則的なギターの響きが何とも気持ちいいですね。変拍子を多用して複雑な構成に仕上げているところが本当に凄いと思います。

#3「Air Chrysalis」

とても美しいメロディが主体となりプログレッシブな世界観がどこか心地よいです。美しさの中に浮遊感を感じさせるフワフワした感覚がどこか気持ちよいですね。

#4「Another Year」

この曲も美しさが強調されたフュージョン要素を強く感じるナンバーです。このメロディの美しさがとても心地よく、ヒーリングにも近いような感じを受けるナンバーです。

#5「Physical Education」

バキバキとしたギターが格好いいプログレ色を強めたナンバーです。メロディは軽快なポップな印象も受け、ポジティブな印象を受けるところがいいですね。晴れた日にこの曲を聴いて散歩すると気持ち良さそうです。

#6「Tooth And Claw」

#5「Physical Education」とは打って変わってスリリングな展開を見せる攻撃的な攻めているナンバー。緊張感が急に張りつめてピリピリとしたムードで曲が進んでいきます。ブレイクダンパートも使われていて、曲を聴き進める間はドキドキ感がたまらなく高揚します。

非常にテクニカルな演奏でありながらもアップテンポで攻め立てる構成にハラハラさせられる感覚が何とも気持ちよいです。2:31辺りでスローダウンするも、3:12辺りで聴かれるメロディアスなパートに展開していくところも良いですね。そして3:41辺りから、またアップテンポでテクニカルかつプログレッシブな展開に進んでいくところを聴くに最後まで目が離せない展開ですね。

#7「Crescent」

プログレッシブだけれども、少々サイバーな印象も受ける本ナンバー。メロディアスなギターが泣いていて非常に美しいのですが、そして非常にテクニカルで時にインダストリアルなサウンドも聴かれ、曲の展開は混沌を極めます。とにかく曲の展開が様変わりし、先の読めない展開にハラハラさせられます。なぜこうも曲を複雑にしてしまうのだろう。そんなことしたら…最高に素晴らしい。

#11「Mind = Spun」

非常にテクニカルなナンバーですね。難解すぎて理解不能なほどについていけないのですよ。ギターがうねりを上げて、ドラムがテクニカルに演奏し、非常にアグレッシブな曲ですね。ギターの歪み具合が尋常じゃない…。凄まじいほどにヘビーで、変拍子をバリバリ使いまくる。もうなんて言っていいのやら。

それにしても2:27からのギター(ベース?)の演奏…これ何よ!?凄すぎて言葉を失いますわ…。どんだけテクニックもってるのよ、本当に…

#12「Nephele」

とにかく歪ませたギターがえげつないですね。曲はミドルテンポで進んでいきますが、とにかくギターが超ヘビーで強烈です。テクニカルなのはこの曲でも同じです。メロディアスなギターソロがいい味出てますね。なぜかこの曲だけPeripheryを思い出しました。。

本作のマイナスかなーって思うところは?

うーんどこかな…思いつかないですね。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

はっきり言ってここまで凄まじいアルバムだとは予想だにしていませんでした。はっきり言ってAnimals As Leadersはまだまだ進化していることを強く感じたアルバム。そりゃ前作「Weightless」もぶっ飛んではいましたけど、本作「The Joy Of Motion」のぶっ飛びようは前作「Weightless」よりももっとぶっ飛んでいるかもしれませんね。

個人的には本作「The Joy Of Motion」のほうがアンダーグラウンド臭というか、マイナーな印象が薄まってより多くの人にアピールできるような印象を受けました。まあ相当のキワモノ的な作品であるとは思いますが、かなり洗練されてきたようにな印象を本作「The Joy Of Motion」で感じました。本当に素晴らしいアルバムです。

映像

Ka$Cade

評価

評価:★★★★★★★★★★ (10.0)

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