【デスコア】Miserecordiam 「Unanimity And The Cessation Of Hostility」(2007)

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アルバムについて

アメリカはネバダ州ラスベガス出身デスコアバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01. The Need Not Needless
02. Sentience
03. Subjugate
04. Insomnia
05. Primitive Thinking For Alternative Living
06. Double Penetrated Debate

お気に入りの曲

01. The Need Not Needless
02. Sentience
03. Subjugate
04. Insomnia
05. Primitive Thinking For Alternative Living
06. Double Penetrated Debate

好きなところ

とにかく速いんです!そこがめっちゃ好きですね。

好きではないところ

ちょっとサウンドプロダクションが軽いかな。。

説明

デスコアアルバムも数多く存在し、飽和状態となった感があるのは今更言うことではないかもしれないが、数多くのデスコアアルバムを聴いてみて、いろんなタイプのバンドも存在していると思う。

個人的にデスコアに求めるのは、際立ってえぐくて際立ってインパクトの強烈なものだと思っている。それは刺激的でいて印象に残るようなものであればあるほど尚いいのですけど、やはり多くのデスコアアルバムを聴き続けてみて、多くを求めるのが厳しいかなと思うようになってきた気がしますね。耳が慣れちゃうのは仕方ないですけどね。

そんなことを考えながらちょっと古いアルバムを思い出し、久ビルに聴いてみようと思ったのがMiserecordiam 「Unanimity And The Cessation Of Hostility」なんですね。非常に刺激的なアルバムで、最初に聴いてもう何年も経っているアルバムだけど、非常に刺激的なアルバムだと思ったのを今でも覚えています。

ドラムの「速さ」と「音圧」が絶妙に格好良くてかつ気持ちいい

ゴアっぽくてグラインドコア寄りにも聴こえそうなサウンドとボーカル(ゲボゲボ言ったり窒息しそうな詰まったような呻いている声)ですが、ここでなぜこのアルバムが印象に残ったかと言うと、演奏が速いのですがただ速いだけではなく、音圧と速さのバランスが絶妙なんですよね。

ただ速いだけでもダメ、音圧がただあるだけでもダメ。うまくバランスが取れているところがポイント。ぐいぐい引き込まれる格好良さを感じずにはいられないんですよね。その二つが偏ることなく絶妙に合わさって曲の格好良さを引き立てている。そうでもなかったらただのやかましいゴア/グラインドのアルバムだと思ってスルーしていましたよ。

グラインドコアのサウンド要素が強いけど、私はあくまでこのアルバムはデスコアのアルバムだと思っています

さらに、音から受ける印象として非常にヘビーに聴こえる点。曲自体は速くてゲボゲボ言ったりするボーカルを聴くに、グラインドコアのように聴こえるけど、あくまで硬質なメタリックな要素を強く感じるので、私個人の意見としてはデスコアの印象を強く受けます。デスコア好きな私にとってはめちゃくちゃ格好いいデスコアアルバムだと思っています。なんだか無理にカテゴライズしている気がしてちょっと無理しているかなとは思いましたけど。

とにかく速い!速すぎる!!

このアルバムを聴いた時のインパクトは相当凄まじくてびっくりしたのを覚えています。リリースが2007年という、8年も月日が経った古いアルバムですけど、今聴いてもやっぱり強烈だし、プロダクションも少々軽い印象を受けるサウンドではあるけど、このアルバムの一番のインパクトを生み出している「速さ」は本当に凄まじいと思うんですよね。ドラムの運動量が実に半端ないです。はっきり言って曲の中で感じ取れるピリピリとした緊張感がもう強烈すぎて言葉を失いますよ。。

ちなみに「速さ」だけで言うと、前作「A Thin Line Between Man and Machine」よりも1.5倍くらいは速いと思いますね。いや、速く感じる、と言ったほうがいいかもしれませんね。体感的に1.5倍程度の開きがあるんじゃないでしょうか。

なお「A Thin Line Between Man and Machine」に収録されている曲はこちらをご視聴下さい
Hefty Bag Disposal. The Promise Ring

前作「A Thin Line Between Man and Machine」と比較すると化けた感はあるかと。

はっきり言って前作「A Thin Line Between Man and Machine」と本作「Unanimity And The Cessation Of Hostility」では印象がかなり違うと思うんですよ。前作「A Thin Line Between Man and Machine」のリリースが2006年。今聴くとなんだか普通にしか聴こえない、悪くないけど、それほど印象に残ることはなかったのに対し、「Unanimity And The Cessation Of Hostility」のインパクト、ぶち切れ具合はとんでもなく凄まじいものがあります。完全に狂いまくっているほどにもう手が付けられないほどにいっちゃってますね(;´Д`)

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前作「A Thin Line Between Man and Machine」は、失礼な言い方だけど、他にもよくあるようなデスコアサウンドにしか聴こえなかったですからね(かなり怒られるのを承知で言っています(汗))。ただ、敢えて比較して言ってしまうと、「Unanimity And The Cessation Of Hostility」の狂ったように「速さ」に拘った曲作りが何とも強烈でめちゃくちゃ格好いんです!とにかく速い!

個人的に曲のインパクトに貢献しているのは、先述したけど、やはり「音圧」なのではないかと。音の圧力が強めだと思うし、それがあって速さも活かされている気がします。だからただ速いだけの曲ばかりではなく、インパクトを強く感じる曲に仕上がっているのではないかな?と思うわけです。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#1「The Need Not Needless」
#2「Sentience」
#3「Subjugate」
#4「Insomnia」
#5「Primitive Thinking For Alternative Living」
#6「Double Penetrated Debate」

#1「The Need Not Needless」

曲の出だしからもう凄まじいほどに狂気によって自制が聴かなくなったとんでもなく暴力的なサウンドが聴き手に襲い掛かります。とにかく速い!そして非常にブルータル極まりないサウンドが止まらないんですよね。とにかく全てを破壊し、全ての存在を殺戮し尽くさんと言わんばかりのサウンドが実に格好いいです。

#2「Sentience」

もう誰にも止められない。狂いまくっている…サウンドが凶器と化しているほどに凄まじい暴力的なサウンドが次から次へと繰り出され、聴いているこっちはただその暴力が終わるのを待つしかない。速くて暴力的なサウンドがとにかく格好いいですね。デスコア好きな私としてはここまで暴力的なサウンドにしびれちゃうのですよ。

#3「Subjugate」

この曲もまた暴力に支配され狂気に満ちた世界が広がるデスコアサウンド。私が一番好きな曲でもあります。びっくりするのは、曲の最初からとにかく曲が速いのが0:54辺りで、さらに1.2倍増しで曲が速度を上げるところですね。「え!?今加速した!?」って驚かされましたからね。どんだけ速さにこだわってるんだ…って思いました。。とにかく0:54辺りで曲が加速するパートは本当に聴いて欲しいですね。

#4「Insomnia」

この曲もいっちゃってますね。。曲の出だしがグラビディブラストをかまして超絶ブルータルなサウンドを聴くことができます。曲の中でスルー・ミドルテンポのパートが出てきて曲の展開も様変わりするのですが、速いパートは本当に強烈だと思いますね。

#5「Primitive Thinking For Alternative Living」

この曲も、曲の出だしから飛ばしてます。ドラムの運動量が本当に凄いことになっています。そして狂ったようなギターも格好いい。とにかくブルータルなサウンドがめちゃくちゃ格好いいんですよね。そしてゲボゲボ言うボーカルが何とも強烈ですね。

#6「Double Penetrated Debate」

ラストを飾るこの曲での聴きどころは、0:42までは少々速い演奏が、突然加速しだすところですね。とはいってもはっきりと変わったような印象ではなく、すっと速度を上げてくる、何とも気が付きにくい感じで突然速度を上げてくるところが何とも面白い。しかしまあ…速いにもほどがありますよ。。

本作のマイナスかなーって思うところは?

若干プロダクションが軽い気がしますね。チープっていうと言い過ぎではあるますが。。
まあもう8年も前(2007年リリース)のアルバムなので、プロダクションについては仕方ないところだとは思いますけど。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

はっきり言って凄まじいアルバムだと思います。とにかく速いのがこのアルバムの最大の売りだと思いますし、デスコアのアルバムの中でもかなり凶暴なアルバムなんではないでしょうかね。めちゃくちゃブルータルなアルバムが聴きたいという人にはお勧めしたいアルバムですね。

映像

The Need not Needless

評価

★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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