【ロック(メタル)】Bring Me The Horizon 「That’s The Spirit」(2015)

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アルバムについて

イギリスはシェフィールド出身のメタルコア/ロックバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01. Doomed
02. Happy Song
03. Throne
04. True Friends
05. Follow You
06. What You Need
07. Avalanche
08. Run
09. Drown
10. Blasphemy
11. Oh No

お気に入りの曲

01. Doomed
02. Happy Song
03. Throne
06. What You Need
08. Run
11. Oh No

好きなところ

美しいサウンドとボーカルが作り出す独特の雰囲気が素晴らしいですね。

好きではないところ

無いですね。素晴らしい作品です。

古い過去の作品と性質を大きく画する作品

Bring Me The Horizon(以下BMTH)は作品を生み出すごとにその音楽性は変わり続けてきた。

ただ・・・これを進化というのかそれともそれとは逆なのか。

私みたいに「Count Your Blessings」や「This What The Edge Of Your Seat Was Made For」のようなぶっ飛んだデスコア作品からBMTHのことを知って、むちゃくちゃえげつない作品だなとその暴虐極まりないデスコアサウンドで最高にほれ込んでいたことを考えると、進化というのは口が裂けても言いたくないと思うけど…。

とは言え現実にBMTHが「That’s The Spirit」という、プログレッシブでいてロック的な要素が強くてボーカルなんて美しい世界観を作り出すような優しい歌声を披露していて…まったくもってBMTHの変化がここまで来ているとはもう想像もつかないほどにBMTHの進むスピードの速さには付いていけない気がしますね。

そうはいってもこれが現実のBMTHの姿

BMTHに期待するものは何なのかというと・・・それは単に一人のファンがあーだこーだ言っても空しいだけなので、あくまで「That’s The Spirit」という作品に向かいあってみる。そもそも私はデスコアやメタルコアが好きで好きでたまらない独りよがりの偏屈な音楽ファンなのでそれはもう偏りが激しいリスナーなわけなんですが、私は音楽にこだわりがあります!とか言っても、はたから見たらただの好き嫌いが激しいわがままなだけなのでは?と思ったりします。

そうはいっても、じゃあ「That’s The Spirit」はどう思ってるかと問われれば・・・アリと言えばアリですかね。

というのも、私もデスコアやメタルコアばっかり聴いているわけではなく(最高にデスコアやメタルコアが格好いいと思っていますけど)、多少はほかのジャンルも聴いているわけですが、そういった意味では、決してぐちゃどろなエグいデスコアのアルバムではなく、「静」といった要素もあるサウンドも結構ありと思っています。

なので、そういった意味では「That’s The Spirit」の「静」といった美しさや静けさなどのムードがあるサウンドがどこか胸に響いてくる切なさに魅了されてしまったわけなんですよね。

例えば#3「Throne」での出だしの静けさ、曲中に漂う静けさが何とも心地よく、その優しい感覚がとても好きです。激しさではなく、心地よさにBMTHの良さを見出せたところが「That’s The Spirit」を気に入った要素の一つであります。

デスコア要素は皆無だけどメタルコア要素はちゃんとある

アルバム全体としてはロック的な要素が強いけど、それ以上にハードな部分もあるので、「静」と「動」の要素がうまく同居されている作品だと思いますね。浮遊感のあるサウンドづくりは、Post-Hardcoreを多く聴いてきたこと、私はTrancecoreが大好物(例えばFail Emotion)なのでこういうサウンドは結構受け入れることができているので、むしろ好きなアルバムではあります。

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今後のBMTHに期待することは

あくまでもこのロック的なサウンドスタイルを強めていくのでしょうけど、それはそれで今後のBMTHの作品をチェックしていこうと思います。結構評価も高いし、色々と調べてみると、「Count Your Blessings」のサウンドを昔から知っている人も評価を悪くつけている人もいないんですよ。これはかなり意外でした。

それは、音楽性を変えてしまうと「ファンを裏切った」とか「もうファンをやめる」というような人は必ず出てくるわけですからね。でも実際はそうではないようです。とはいっても、たまたまレビューを見ただけで見当たらなかったに過ぎないかもしれないし、めっちゃ怒っているファンもいるでしょうしね。

なので、決してまたデスコアサウンドをまた復活させてほしいなんて言う野暮なことを言うつもりはないです。次も「That’s The Spirit」の延長上の作品となるだろうから、そのままの路線で行ってもらいたいと思います。とにかくどういった作品を次にリリースしてくるのか、見守りたいと思います。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#1「I Hurt」
#2「My Bodom (I Am The Only One)」
#3「Morrigan」
#6「What You Need」
#8「Run」
#11「Oh No」

#1「I Hurt」

弱々しく悲しげなボーカルの切ない歌声と切なく透明感のある雰囲気のサウンドで幕を開けるナンバー。曲の全体が悲しみに包まれたようなムードが漂う世界観がとても好きです。繰り返し聴きたくなるような気持ちに駆られます。

#2「My Bodom (I Am The Only One)」

#1「I Hurt」とは打って変わってヘビーなロック的サウンドが展開されたナンバーです。ボーカルも力強く吠える部分もあってなかなか格好いいですね。

#3「Morrigan」

エレクトロ要素を感じさせるシンセが非常に美しいです。ボーカルの歌声がまた切なくていいんですよね。哀しみを歌い上げるその様が何とも美しいです。バックはヘビーなギターが演奏しており、曲自体を盛り上げてくれています。

#6「What You Need」

アップテンポで展開されるナンバーです。メロディの素晴らしさは文句ない出来で、クリーントーンのボーカルの美しさもこの曲の美しさを彩ってくれています。ハードなパートもあり、美しいサウンドとうまく調和されているナンバーだと思います。

#8「Run」

静けさを前面に出し、美しさが際立ったナンバーです。透明感さえ感じさせるその美しさは癒しさえ感じるほど。クリーントーンのボーカルの美しさはもちろん、力強く歌い上げるパートも心に響いてきます。素晴らしいナンバーだと思います。

#11「Oh No」

ラストにふさわしい爽やかなポジティブなナンバーですね。非常に美しくて元気をもらえるような聴いていて楽しくなるような曲です。

本作のマイナスかなーって思うところは?

音楽性に変化がある点をマイナスととらえるならば、その点だけで、アルバムの質自体にマイナス要素は見当たりませんね。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

過去の作品にこだわることがなければ非常に素晴らしい作品だと思います。美しくて切なくて悲しくて…時に激しく、時に切なく。そういった非常に内容の濃い作品であることは間違いないでしょうし、じっくり聴きこめる作品でもあると思います。

映像

Throne

評価

評価:★★★★★★★★☆☆ (8.0)

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