【デスコア】Terraform 「Zenith」(2015)

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アルバムについて

アメリカはアイオワ出身のプログレッシブデスコアバンドのアルバム。

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01. Reform
02. The Golden Ratio
03. Traveller’s Hymn
04. Passing
05. Recurrence
06. Zenith

お気に入りの曲

02. The Golden Ratio
03. Traveller’s Hymn
05. Recurrence
06. Zenith

好きなところ:

非常にプログレッシブな作品で曲格好良いところ。

好きではないところ:

ないですね。

プログレッシブ度数高めの高次元メタルコアサウンドが炸裂します

非常にプログレッシブ度数が高いスペーシーなレベルの高い演奏を聴かせてくれます。とにかく敷居の高さが尋常ではなく、どこか深みのある深遠で崇高な安易に触れてはいけない次元の高い演奏で構成されたアルバムです。非常に難解な演奏をしていて相当敷居は高いと思うのですが、どこか聴きやすさが備わっており、取っ付き難い印象がなく、格好良さをわかりやすく感じられるので、聴けば聴くほどにこのアルバムの世界観にどっぷりはまっていくことは確実だと思います。私はその深みのある世界観にはまって抜け出せなくなるほどに繰り返し聴き続けていました。

演奏は複雑だが、非常に格好良さをわかりやすさを感じさせる初心者でもと取っ付き易いアルバム

個人的に嬉しいと思ったのは、このアルバムでネガティブな印象を受けることがなかった点。それは、複雑な演奏をする曲っていうのは非常に体力を奪っていき、モチベーションを保つことが難しくなる傾向にあるけど、このアルバムは、どこか敷居の高さを感じながらも、素直に楽しめ、そしてストレスを感じさせない点です。難しいとついていけないなーと、気持ちが引いてしまうのに対し、このアルバムはどんどんその格好良さや素晴らしさを知りたくなるという気持ちが膨らんでくるんですね。だからこのアルバムを聴きこむに当たっては非常に楽しめたし、聴けば聴くほど各曲の素晴らしさに気付くことができました。本当に素晴らしいアルバムだと思いますよ。

非常に歪んだDjentサウンドを繰り返し使われている点がとても格好いい

Djentサウンドが中心で、プログレッシブ度数の高い、非常に「意識高い系」なデスコアサウンドではあるけれども、Djentサウンドを好む人には非常にアピール度が高いんじゃないでしょうかね。難しさは高いけど、それ以上にDjentサウンドが好きな人に対して訴求する要素が強くて私みたいなDjentサウンド好きの人間にしてみたら最高に格好いいアルバムだと思うわけで。取っつきにくさはそれほど感じられず、ただただこのアルバムの格好良さを感じ取ることができたのは素晴らしい発見だったと思います。

全体的には重苦しく息苦しい世界観

重くて閉塞感漂うアルバムの世界観は好みを分けるかもしれませんが、息苦しいサウンドが続くのは確か。ポジティブな要素はほとんどなく、ただただ悲しみや絶望が支配する、灰色または黒い世界が支配する点は少々息苦しい差を感じますね。

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#2「The Golden Ratio」
#3「Traveller’s Hymn」
#5「Recurrence」
#6「Zenith」

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#2「The Golden Ratio」

ズーンと非常に重苦しいサウンドが曲の全体を支配するヘビーなナンバーです。メタルコア色の強いサウンドで、メタルコア好きな人はきっと好きになるんじゃないですかね。Djentサウンドバリバリな歪んだギターサウンドが聴いていて非常に狂おしい印象を受けます。相当実験的な印象も受けますが、とにかく混沌としたカオティックなサウンドが格好いいですね。

#3「Traveller’s Hymn」

曲の出だしが狂おしいほどにテクニカルでいて実に格好いいメタリックなナンバーです。相当インパクトを感じさせる格好いい曲ですね。複雑なんだけれど、ヘドバンしたくなるような、暴れたくなる格好良さを持ち合わせています。この曲も混沌としていますね。非常にテンションの高い、ヘビーさとアグレッシブさを高次元で表現しているナンバーです。この曲も最高に格好いいです。

#5「Recurrence」

めちゃくちゃヘビーなナンバーですが、それと同時に攻撃的な要素も持つナンバーです。ギターが暴れているのも印象的なナンバーです。ミドルテンポでじわじわ攻めたてる曲なんですけど、非常に攻撃的な印象を受けますね。それでいて抒情的な悲しみに満ちたサウンドも盛り込んでくるし、とにかくいろんな要素が混沌としてこの曲の中で蠢いているんです。いやー素晴らしい!

#6「Zenith」

この曲がアルバムのラストを飾るのですが、非常に問題作といえるのは私だけでしょうか?非常に混沌とした世界観が聴き手をとにかく悩ませます。スペーシーなふわっとした感覚の不思議なサウンドがこの曲において広がるのですが、ほかの曲に比べて悩ましい演奏を聴かせてくれます。実は激しさは少々抑え目ではありながらも淡々とプログレッシブな曲の展開、そしてブレイクダウンパートをちょいちょい挟み込んでくるネタの豊富さ、曲のつくりは案外強弱が少ないように見える、いわば安定した平坦なサウンドが展開されるナンバーでありながら、そのスペーシーな世界観はまるで宇宙に放り出されたような無の世界へとトリップしたような感覚。宇宙にいる感覚とは想像が難しいけれども、無の世界に入り込んだような、どこか薄ら怖い感覚があります。美しい世界観と無の世界とのはざまで漂うような感覚。だからこそこのナンバーは問題作な気がするのです。

本作のマイナスかなーって思うところは?

探してみましたがないですね。素晴らしい作品だと思いますよ。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

非常にプログレッシブ度の高い作品でありながら、取っ付き難さをさほど感じさせないサウンドである点が非常にいいですね。テクニカルな作品が好きな人にはとてもおすすめの作品だと思います。

映像

The Golden Ratio

Traveler’s Hymn

Recurrence

Zenith

評価

★★★★★★★★★☆ (9.0)

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