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Album_cover_for_Polaris_(Tesseract_album)

アルバムについて

イギリスはミルトン・キーンズ出身のプログレッシブバンドのアルバム。(Djentも得意とするバンド)

トラックリスト※赤字はお気に入りトラック

01. Dystopia
02. Hexes
03. Survival
04. Tourniquet
05. Utopia
06. Phoenix
07. Messenger
08. Cages
09. Seven Names

お気に入りの曲

01. Dystopia
02. Hexes
04. Tourniquet
06. Phoenix
07. Messenger

好きなところ

プログレッシブ要素が一層強くなり、聴いていて引き込まれるような感覚が実にいいですね。

好きではないところ

ないですね。

説明

プログレッシブなサウンドは本作も相変わらずで、テクニカルかつDjentサウンドによる複雑さはさらに進化を遂げ、より深化していた作品とに仕上がっています。グルーブ感のあるノリの良いパートもあり、複雑さだけでは無く作品の楽曲に入り込んでいけるような部分があり、決して聴き手を突き放すようなことはしていないです。美しいメロディに、浮遊感を感じさせる透明感あふれる雰囲気のパートはどこか心地よさを感じさせ、ヒーリング効果にも近い心地よさを感じるサウンドが印象的ですね。

さらに深化を強めた意欲的作品

過去の作品と比べても、Tesseractのポテンシャルの高さは証明済みですけど、今作もまた才能溢れるメンバーたちの英知が素晴らしい作品を作り出す結果になったと思います。一言でプログレッシブなアルバムというのは簡単だが、そんな言葉など陳腐に感じるほどに作品の素晴らしさは想像を超えています。

どうしてこうも哀しくも切ない雰囲気を作るのがうまいのか

にしても、いろんな顔がこの作品では垣間見れますよね。怒り、悲しみ、喜び…そういった喜怒哀楽の感情をこの作品で見ることができます。時に激しく怒りをあらわにしたり、時に哀しく狂おしいほどに胸に訴えかける切ない感情、そして幸せを喜びの感情をもって聴き手に伝えようとする…この様々な感情の動きに触れることで、この作品の世界観にどっぷり深く深くはまり込んでいきます。しかし静けさからくるこれほどまでに哀しくも切ない感情が言葉にならないほど伝わってくるこの不思議な感覚。もっとこの作品ことを知りたくなる…。

ゆっくりと静かに聴いていたくなる作品

エクストリームな部分は影を潜め、より静けさや穏やかなムードが支配する世界観に包まれた作品です。どこか落ち着くヒーリング要素をもたらす何とも不思議な世界観に深く沈み込むような感覚が気持ちいいんですよね。あくまで激しさを感じさせる部分はあるけど、ただゆっくりと静かにこの作品の優しさに触れていたくなる、そんな気持ちにさせてくれる作品です。Djentパートもかなり少なくなったし、方向性としては「静」の部分を強めていく傾向にあるのでしょうか。

ボーカルは2014のロンドンでのライブでもボーカルを担当していた「Daniel Tompkins」(ダニエル・トンプキンス)

最近YouTubeで見れる2014年のロンドンでのライブの映像で、ボーカルを担当している「Daniel Tompkins」が本作でも歌っています。めちゃくちゃいい声してますよね!艶のある惚れ惚れする甘い声が非常に魅力的ですよね。個人的には2曲目の「Deception」がめちゃくちゃ好きです。「静」と「動」が同居したサウンドが心に深く響いて痺れます。伸びのあるDanielの歌声がまたいいんですよね!

TESSERACT – Odyssey/Scala

お勧めの曲について

私のお勧めの曲は以下の通りです。

#1「Dystopia」
#2「Hexes」
#4「Tourniquet」
#6「Phoenix」
#7「Messenger」

#1「Dystopia」

曲の出だしは静かなSEとともに始まりますが、その静けさからテクニカルでグルーブ感を感じさせるメタリックなパートが展開されます。非常にノリの良いリズムで格好いいですね。Djentのサウンドも歪んだギターのサウンドが格好いいです。

#2「Hexes」

優しく切ないメロディにボーカルの歌声が非常に優しい雰囲気を作り出し、哀しみを表現するようなメロディがいいですね。心が休まる優しいメロディに深くはまっていきます。この曲を聴いていると体の力が抜けるような感覚に襲われます。

#4「Tourniquet」

とても神秘的なバックの演奏で始まるナンバーで、ボーカルもいい意味で弱々しく情感に訴えかけてくるような切なさを感じさせます。こんなにも優しく歌われたら切なさで心が苦しくなりそうですね。哀しみにあふれた切ないメロディが何ともたまらないですね。

#6「Phoenix」

これまた優しいボーカルがうっとりしてしまうほどに甘いのですが、ヘビーなパートへと展開し、プログレッシブな複雑なパートへと流れ、特にベールのブンブンとした音が聴こえるパートが何とも面白いですね。なんだろう、何とも不思議な演奏に聴き入ってしまいます。

#7「Messenger」

何とも機械的な非常に硬質なメタリックなサウンドが特徴のナンバーですね。どこか優しい雰囲気も感じさせるサウンドが聴いていて心地よいですね。

本作のマイナスかなーって思うところは?

ないですね。Tesseractのアルバムとしても素晴らしい作品だと思います。

色々語ったけど・・・ぶっちゃけ本作ってどうなの?

はっきり言って素晴らしいアルバムだと思います。プログレッシブで複雑なサウンド、そして優しく切なく悲しく、どこか心が穏やかになるようなヒーリング要素もあり、聴けば聴くほどに作品の世界観に深く入り込んでいてしまうアルバムです。今までよりもスケール感の増したアルバムだと思いますよ。次のアルバムも期待したいと思います。

映像

Tourniquet

評価

評価:★★★★★★★★★☆ (9.0)

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